ほっこり

猫は、いろんな表情を見せるので、面白いですね。私もNHKで「岩合光昭の世界ネコ歩き」を見たりするのが好きです。著作「バカの壁」で有名な養老孟司さんは、一昨年、17年共に暮らした「まる」が、亡くなり、「まる　🐾　ありがとう」という本まで出版しました。家の中でも、好きな所で気ままに過ごし、配慮も忖度もないまるの姿を観察するのが養老さんには、安心できる時間だったそうです。子どもが手を離れた後など、中高年になってペットを飼う人も多い。「人はやっぱり世話をしたいもの。今は核家族で、孫の面倒を見ることもないとなると、猫あたりが一番無難」飼育する動物との死別で深い悲しみを経験する「ペットロス」を恐れ、飼育をためらう人には、「先のことを考えすぎて、今の気持ちを犠牲にする必要はない」と養老さんは助言する。自然から遠ざかり、「感覚」を軽んじる現代社会に警鐘を鳴らし、都会の人が田舎に暮らすことを提唱してきた養老さんは、「田舎に暮らせればいいが、生き物と暮らすことも、そんな感覚を取り戻すことに近い」とも言っています。写真を送られた方もそんな感覚の心地よさを味わっていらっしゃるのかも知れません。さて、今日1月21日の花は、「スイセン」花言葉は、「自己愛」「神秘」。テレビ高知が、昨日河川敷でスイセンが見頃と伝えています。昨日の朝、高知でも氷点下の気温となるところもあるそうですが、高知の鏡川沿いではスイセンの花が見頃を迎えているそうです。春が確実に近づいているようですね。干支のうさぎのように、素晴らしい未来へジャンプするような弾む日となりますように。