Otani san!

大谷さんの生写真ですか？宇宙から来たような彼は、大活躍ですごいですね。ところで、話がワープしますが、説明するのが大変な言葉に「右」があります。国語辞典の説明は、色々あって面白いので紹介します。【新明解国語辞典】「アナログ時計の文字盤に向かった時に、一時から五時までの表示のある側」【明鏡国語辞典】「人体を対称線に沿って二分したとき、心臓のない方。」【三省堂国語辞典】「横に<広がる/ならぶ>もののうち、一方の側をさすことば。「一」では、書き終わりのほう。「リ」の字では線の長いほう」【岩波国語辞典】「この辞典を開いて読む時、偶数ページのある側をいう」どの辞典も工夫していますね。【角川必携国語辞典】には、語源情報が載っていて、「右」の注釈に「古い日本語では、miの音とniの音とは交代することがあった。昔、ミホドリ・ニホドリ、ミラ・ニラ(韮)などと言った。だから、ミギはニギだったと考えると、ニギというのは「逃げ」と語源が同じで、没すること。つまり、南を向いて太陽が没する方向」で逃げる方向が右とのこと。だから、左は、「ひ(日)だ(出)り(方向)」なので、日が昇ってくる方向で左という考え方もできるらしいです。今日はあいにく雨の一日となりそうです。こんな日は、テレビで大谷選手が出場するRソックスとエンゼルスの試合を見ながら、応援しましょう。そして、静かに集中力を高め、何かに没頭する充実した日となりますように。