ありがとうございます

素敵な高級チョコレートですね。私は、いつも行くパン屋で、袋に入った小さなチョコレートをいただきました。小麦粉、電気代、包装資材などの価格が上がって、大変だと聞いていたので、小さなチョコですが、お店の気遣いにほんわりした幸せを感じました。さて、今日も、俵万智さんのツイッターから。NHKの朝ドラの貴司と舞が２階の窓越しに会話のシーンを受けて、俵さんが、『貴司くんに捧ぐ』と２首の短歌を詠みました。「七夕の夜に言葉を交わせど織姫よりも君は遠くて」「それ以上近づけないけど傷つかない『ありがとう』とは便利な言葉」俵さんは『我慢できなくて、出てきました。笑』とツイートしました。2首目の「『ありがとう』とは便利な言葉」が印象に残りました。私たちは、普段よく『ありがとう』とか『ありがとうございます』と言いますが、込める気持ちは様々だと思います。『ありがとう』と言われて怒る人はまずいないので、その場を取り繕うのに便利な言葉です。でもそういう人の顔を見たら本当の気持ちは分かります。それと、主人公の舞の言葉で印象に残ったのが、『あの朝の気持ち。貴司くんの歌で何べんでも思い出せんねん。短歌にしたら一瞬が永遠になるんやな。』です。菅純子先生のＣＤ「ドルチェアマーロ」に当てはめると、『愛しい人を想っていたときの苦しい気持ちが、このCDを聴くと何べんでも思い出せる。音楽は、一瞬が永遠になるんやな』ということでしょう。今日2月16日の花は、セントポーリア（アフリカスミレ）で、花言葉は、「小さな愛」です。自分だけにわかる”小さな幸せ”を感じられる日でありますように。