モンブラン!!

おはようございます。

お元気ですか?

全部美味しそう!

今日も素敵な1日になりますように。。。

7
カテゴリー: ブログ パーマリンク
1 Comment
Oldest
Newest Most Voted
Inline Feedbacks
View all comments
松のカラ松

お菓子のモンブランは、モンブラン山の形に似せて作ったことから、そう呼ばれているそうですが、菅純子先生は、このお菓子のモンブランを何度も登頂されたことでしょう。語感としても、「モンブラン」は、「モ」という息が、口腔内に留まる音から始まり、ボリュームある感じがします。だから名前を聴いただけで、期待してしまいます。ここでまた又、人工知能研究者の黒川伊保子さんのエッセイから。『S音を発音するとき、息は、口腔表面を、あまねく撫でるように滑り出る。上顎や舌には細かい凹凸が、ある。この上に息を滑らすと、「流体の移動距離に対して、触れる表面積が大きい」という熱力学的事象を作り出す。息の温度を一気に下げるのだ。S音は、だから、爽やかなのである。爽やか、涼やか、爽快…これらはすべてS音はじまりのことばだが、偶然ではない。口腔表面を擦る言葉の音は、S音以外に、ツとヒがある。どちらも「冷」の読みに使われていて興味深い。サ行音の中でも、サとセは、特に息が、強く口腔表面を拭う。後腐れのない、穢れを拭い去った感覚が口元で起こっているのである。口腔を低くして、舌を平たくするセには、広く遥かな感じが、伴う。ソは、少し特別。S音を発した後、口を大きな閉空間にするので、口腔を滑る息が、優しくソフトなのだ。さらに、その一部が口腔内に循環してほんのり温められる。このため、癒し感覚が、伴う。不満や怒りを溢れさせている人の話は、「そう」「それはひどいね」という相槌で聞く人が、多いが、ソの感触で相手をなだめているのである。』今日はこの辺で。日本語の歌を歌うときにも、こうした語感を大事に歌いたいと思います。でも、あまり力説すると、「そうなの。大変ね。」となだめられそう。