ポッドキャストの日

床の間にいけられた花は、何かこちらに話しかけているようです。このお家の主人のきりりとした佇まいを想像させます。さて今日11月15日は、七五三です。せっかくの日ですが、朝からの雨で、残念に思っている家族も多いでしょう。神社にお参りしたりしますが、神社と言えば、おみくじですね。おみくじも研究している国文学者の平野多恵さんのお話を紹介します。まず、おみくじの見方ですが、平野さんは、①和歌、②その訳、解説、③項目、④吉凶てます。一番大切なのは、神様のメッセージが、書かれている和歌なんです。②は、和歌のメッセージを読み解く手助けみたいな部分です。③は、自分が、知りたいことが、具体的に書かれています。④の吉凶は、内容のラベルみたいなもので、あまり気にしなくてもよいでしょう。また、お寺のおみくじは、和歌が、漢詩になっていますが、見方は、同じです。和歌の部分をじっくり読んで、心に残る文字・フレーズ(キーワード)を見つけます。キーワードを見つけたら、その意味を考えます。イメージが、浮かんできたら、それが神様からのアドバイスです。自分自身を導く手がかりが含まれているので、そのイメージを広げて、運気アップのカギを見つけましょう。おみくじのスゴイところは、まず神仏のお告げである点。自分で選んで、自分で解釈している、つまり自分自身が、占い師ということ。他の占いにはない点。和歌のおみくじのおすすめは、明治神宮。おみくじを入れるフォルダーももらえる。お寺のおみくじでは、台東区の浅草寺と比叡山延暦寺。お寺のおみくじは、「凶」が多めで、浅草寺は、およそ3割が凶だと言われています。おみくじの作法としては、まず参拝すること。お願いの仕方は、例えば「私は、幸せになれますか？」という漠然としたものではなく、「〇〇さんに告白してもいいですか?」「今転職していいですか？」など具体的に質問のカタチでお願いしましょう。さらに、今の自分の状況、これからの目的・課題、悩みの内容なども加えて、質問するとよりよいでしょう。結果が、出なくて、もう一度引くのは、神様、仏様を信用していないことになり、基本的には、やめた方が良いでしょう。お願い事別、おすすめの神社、お寺。
菅純子先生には、まず【恋愛や良縁】成田山新勝寺の「良縁みくじ」ここには、縁結びの愛染明王が、祀られています。また、松江市の八重垣神社の「鏡の池うらない」もおすすめ。【金運・商売繁盛】福岡市の十日恵比須神社の「めで鯛みくじ」、西宮市の西宮神社のおみくじは、黄金の紙に書かれた「大福」は、大吉の上のスペシャル。京都の伏見稲荷神社には、大吉の上の「大大吉」もあります。【健康】大阪市中央区の少彦名神社。日本医薬の神様・少彦名命と、中国医薬の神様・炎帝親王が、御祭神です。平野さんは、「おみくじ帳」というのを作って、ノートに貼っているそうで、これを広めていきたいと思っているとのこと。菅純子先生も初詣などの際、具体的な音楽活動やプライベートの具体的質問をして、おみくじをひいてみてください。きっと神様・仏様から、良いアドバイスをいただけると思います。私も、「〇〇の歌が、うまく歌えるようになれますか？」といったお願いをしてみようかな。(*^_^*)