バックステージの日

昨日の「月に寄せる歌」は、知りませんでしたが、オペラのアリアらしく、とてもドラマティックな曲で菅先生の歌唱と石川美也子さんのピアノ伴奏がペアダンスの演技のような印象でした。ネットで月の詩を検索すると中原中也の”月夜の浜辺」という詩がありました。『月夜の晩に、ボタンが一つ　波打際に、落ちていた』と始まり『月夜の晩に、拾ったボタンは　どうしてそれが、捨てられようか？』と終わります。もう何の役にも立たないものに心惹かれることがあります。もしかしたら、ルサルカが落としたボタンかも知れませんね。今日のバックステージでのこのオペラや楽曲のお話などを聴けるのを楽しみにしています。（あと1時間待ち遠しい！）